ビジネス全般

平松元ライブドア社長とホリエモンから学ぶ成功を支える能力

元ライブドア社長のホリエモンこと
堀江貴文氏のことは、多分知っていると思います。

M&Aを中心にライブドアという会社を
ものすごいスピードで大きくしたこと立役者で
その後、法律を犯し逮捕されてしまったことも有名です。

彼は法を犯してしまいましたし
そこを擁護する発言ではないのですが

成功に必要な、いくつかの要素を持っていたことは
おそらく間違いありません。

そこで今日は、その中のひとつについて
ちょっと面白いお話があります。

そもそもホリエモンというニックネームは

「某人気アニメキャラクターのポケットから
 夢のような秘密道具が出てくるかのように
 彼の頭の中から、アイデアがどんどん湧き出てくる」

という意味あいで、ライブドア社内で愛用されていたものが
一般にも浸透したというくらい、彼のアイデアは優れていたのですが

実は彼は、それ以上に特筆すべき能力を持っていたのです。

ちなみにこれは、堀江氏の辞職後、
ライブドアの社長に就任した平松庚三さんの口から出た言葉です。

平松氏が堀江氏に対して
「ここがすごい!」と思ったところ。

一体どんなところか分かりますか?

【結果を出すために大事な要因】

と言えるポイントなので
少し考えてから先を読んでみてください。

さて。

堀江氏が逮捕される前
平松氏がどのような立場にいたかと言うと

実は、堀江氏がM&Aを仕掛けて
買収しようとしていた会社の社長だったのです。

まさに買収が決まろうとしていたその矢先に
例の事件が発覚し、話は立ち消えになったわけですが

そのM&Aの際に、堀江氏がも持つ
【結果を出すために必要な要素】が際立つエピソードが生まれることになります。

当時、平松氏の会社を買収しようとしていた会社は
ライブドアだけではありませんでした。

他にも複数社が、名乗りを上げていたのです。

どこの会社も、なんとかM&Aを成功させたいので
重役が付き人を何人も連れてゾロゾロと表れ
交渉に臨みました。

少しでもいい条件で
M&Aを成立させようと必死です。

しかし、小さな会社ではないので
買収費用もそれなりです。

その時の平松氏の会社側の提示額は
実に180億円でした。

これには、さすがの重役達も即決はできず
詳しい話を聞いて、慎重に交渉をし

「社に持ち帰って、検討します。」

「その条件で、社長と相談してきます。」

と言い、次々と席を立っていったそうです。

普通に考えて、実に常識的な反応です。

ただ、ライブドアは違いました。

M&A交渉の場に現れたのは、たった1人の青年。

席に着き、簡単な概要説明を聞いて
交渉を始めるなり開いた口から出た言葉が

「費用はいくらですか??」

「180億円? じゃあ、買います。」

さすがの平松氏も心配になって

「電話で社長に相談しなくていいんですか?」

と確認したところ

「大丈夫です。買って来いと言われましたから。
 今からオンラインの口座から決済します。」

と言い放って、持っていたモバイルPCで
180億円を振り込んだのです。

この青年、この時24歳でした。

この彼は、堀江氏が
かなり信頼を置いていた人物ではあったのですが

それでも24歳の社員に
180億円の案件の決定権と決裁権を与えるというのは
通常ではなかなか考えられません。

M&A当事者だった平松氏は
雑誌だったかテレビだったかの取材で

なぜ堀江さんがこんな常識はずれなことができたのか
その答えにつながるようなことを
このようにコメントしています。

—————————————————-
「彼は罪を犯してしまった。
もちろんそれは許されることではない。

しかし、彼をはじめとした若いIT起業家の
あのスピードだけは本当にすごいと思う。

間違いなく成功に必要な要素のひとつですよ。」
—————————————————-

そう。

成功に必要な能力のひとつは「スピード」なのです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

彼らは、時間がどれだけ貴重か知っているからこそ
その時間を買うためにお金を惜しみなく使います。

M&Aで、すでに完成している企業を買うというのも
一から作るよりも早いからという考え方によるでしょう。

時間は私達が感じる以上に早く流れていて
チャンスは、目の前にあるときに掴まないと
すぐに手が届かなくなることを知っているからこそ
決断に時間をかけないのです。

あなたも、欲しい物を買うのをためらっていたら
誰か他の人に買われてしまった経験はありませんか?

もっと安くなるかも…。
なんて思ってたら、知らぬ間に売り切れたり。

明日でいいや!
と悠長に構えていたら、翌日はもうなかったり。

たぶん、自分の中でのショックをごまかすために
納得できるようないいわけを見つけ
自分に言い聞かせるでしょうが

明らかに、チャンスをひとつ逃しています。

ドイツのアウトバーンという高速道路では
速度制限がありませんが

収入の高い富裕層ほど
高速道路でスピードを出す傾向にあるそうです。

慎重さを放棄しろといっているわけではないですが
それだけ「スピード」は大事なのです。

そして、スピードを大事にするためには
時間を大事にするという感覚を持っていなければいけません

よく、

Time is money

という慣用句が使われますが、これは少し生ぬるいですね。

Time is Life

時間というのは、あなたの人生そのものなのです。

人生を大事にするために時間を大事にする。
この意識をもっているかどうかは大きな問題です。

行動のスピードに関する意識もそうですが
あなたは、普段から時間を大事にしているでしょうか。

大げさな話になりますが、
1秒1秒の積み重ねを意識しているでしょうか。

たとえば、これが成功の条件などとは言いませんが…

僕はエレベーターに乗った時、
行き先ボタンより先に閉じるボタンを押します。

先に閉まりはじめてくれた方が、
目的の階に早く到達できるからです。

違いは1秒ほどでしょうか。
あるいは、1秒もないかもしれません。

目的地に1秒早く着いたところで、
何ができるというわけではないかもしれません。

これは「そういう話」ではなく、
単なる「意識」の話です。

効率だけを追求しようといっているのではありません。

時間の貴重さを忘れないようにしようということです。

人生という名のろうそくを燃やすことで得ている
何よりも貴重な「時間」

無駄にするわけにはいきませんよね。